森崎大祭
- 桜の花で飾られた神饌米
- 斎主の祝詞奏上
- 浦安の扇舞
- 浦安の鈴舞
4月8日(木曜) 晴れ 午前10時 御本殿において行われました。このお祭りは、花祭りとも称され、神饌のお米には桜の花を添えて神々に供します。春になり草木が生き生きと新芽を伸ばし花を咲かせる自然の息吹に感謝して、向後の無病息災をお祈りするお祭りです。祝詞の中には、「全ての穢わしき病は、この県内に入れ給わず、人ごとに幸あらしめ、利益(くぼさ)あらしめ」とあり、のコロナ禍の鎮静を願う内容となっています。
さて、今回の豆知識は巫女が神さまに奉納する舞について解説いたします。当神社の巫女が舞う舞は四種あり、祈願時や小祭には「里神楽の舞」湯立神事に舞う「湯立舞」敬神婦人会の月次祭に舞う「豊栄の舞」そして、本日奉納した「浦安の舞」があります。この浦安の舞は、長崎くんちの例大祭を始め、大祭式・中祭式のお祭り時に奉納されます。この舞いは,昭和8年に昭和天皇さまが詠まれた御製「天地の神にぞ祈る朝なぎの 海のごとくに波たたぬ世を」もとに、昭和15年皇紀2.600年を奉祝し当時の宮内省により製作されました。「浦安」とは、心安らかという意味で、我が国が浦安の国(平和な国)であることを象徴し、世界平和を祈る舞です。
次回は、本日午後の諏訪幼稚園卒園児小学校入学奉告祭をお届けします。神主М