秋季湯立大祭
- 池田宮司が無病息災と開運招福の祈願詞奏上
- 「朝日舞」の奉納
- 湯立講社員の玉串奉奠
- お下がり(授与品)の御幣
11月19日(木曜) 晴れ 午前10時 湯立講社員の皆様のご参列のもと、無病息災と開運招福を願い行われました。今日のお祭りでは、特別に神職による祭祀舞「朝日舞」が奉納されました。この朝日舞は、明治天皇の御製「さしのぼる朝日のごとくさわやかに、もたまほしきはこころなりけり」「眼に見えぬ神にむかひてはぢざるは、人のこころのまことなりけり」に宮内庁式部職が曲を付けたもので、男性神職が舞うことを想定して作られたため、宮司舞とも呼ばれます。丸い輪(鏡を表す)を付けた榊を持って舞われ、神さまの御心をお慰めいたしました。さて湯立祭の詳細は、5月15日に掲載していますので省略いたします。
今回は、ご祈願やお祭りの後にいただく「授与品」についてお話しいたします。授与品とはご祈願やお祭りに参列した後に、神社側からいただくおふだ・御守りのことです。ご祈願ごと、お祭りの内容によって、お渡しするおふだ・御守りは異なります。いただいたおふだは、ご自宅の神棚にお祀りし、御守りはご自身でお持ち下さい。今日の湯立大祭では、写真の御幣が授与されました。1月・10月の湯立祭では、木製のおふだが授与されます。
神社によくあるご質問で、「他の神社のおふだをいただきましたが、お伊勢さん・お諏訪さんのおふだと一緒にお祀りしても大丈夫ですか?神さま同士喧嘩になりませんか?」という質問。答えは、「一緒にお祀りしても大丈夫です。喧嘩をすることもありません」但し、お祀りの仕方にお気をつけ下さい。三社式の神棚の場合は、中央にお伊勢さんのおふだ、向かって右にお諏訪さんのおふだ、向かって左側に崇敬神社のおふだやいただいたおふだをお祀りします。一社式の場合は、一番前にお伊勢さん、次にお諏訪さん、次に崇敬神社を重ねてお祀りして下さい。
当神社の湯立講社は、諏訪神社を崇敬する団体で随時会員募集を行っております。パンフレットもございますので、お札所にお尋ねください。次回は、11月23日 新穀感謝祭をお届けします。神主М