例大祭 (れいたいさい)
- 斎館(さいかん)前に列立する池田宮司以下神職・巫女・役員
- 斎館諏訪荘前に列立する献幣使以下随員
- 斎庭(ゆにわ)に参進する宮司以下神職
- 参進する献幣使以下随員
- 祓いを受ける役員・総代
- 池田宮司の祝詞奏上
- 神社本庁幣の献幣(じんじゃほんちょうへいのけんぺい)
- 献幣使の祭詞奏上
- 責任役員の氏子総代祈願詞奏上
- 長崎市総代会の祈願詞奏上
- 巫女による浦安の舞
- 宮司以下神職の拝礼
- 献幣使以下随員の拝礼
- 責任役員の玉串奉奠
10月8日(木曜) 晴れ 午前10時 例大祭には神社本庁幣(じんじゃほんちょうへい・神社本庁よりのお供え)の献幣使として、長崎県神社庁副庁長・上五島政彦神社宮司 吉村政徳様のご参向を賜り、神社役員・年番町の皆様のご参列のもと厳粛に行われました。例大祭は、諏訪神社の祭典の中で一番重要なお祭りとされ、天皇陛下の安寧と国家の安泰更に長崎の発展と氏子の幸福をお祈りいたしました。また、氏子の代表として責任役員 村木謍介様、長崎市氏子総代会の代表として護国神社役員の坂井俊之様より神様への感謝の言葉が奏上されました。
本来であれば、この例大祭は御旅所において行われますがコロナ禍の影響を受け、諏訪神社の拝殿において行われました。昭和63年天皇陛下の御不例(ご病気のため)以来のことです。長崎くんちの奉納踊りが中止となった事例はこの他にもあり、明治21年(1888)伝染病コレラの蔓延、大正12年(1923)関東大震災の影響を受け取り止めとなりました(他にもあり)しかしその都度、先人たちは一丸となり英知を重ね地域文化の核となる長崎くんちを継続して参りました。これからは、新しい生活様式の中で、先人たちが築き上げてきた長崎くんちの風流の精神を今の時代に沿った形で創造しなければなりません。そして中今を生きる私たちは、長崎くんちを始めとする諏訪神事の伝統を後世につなげるため、氏子の皆様と手に手を携えて行かなければなりません。皆様方のご理解とご協力を切にお願いいたします。
次回は、10月8日(金曜) 午後2時 特別崇敬者清祓(湯立神事)をお届けします。神主М