河降神事 (こおりしんじ)
- 河降神事の祭場として設えられた神池
- 斎庭(ゆにわ・清らかな場所)において両段再拝
- 池田宮司による祝詞奏上
10月3日(土曜) 晴れ 午前10時 斎庭及び神池において、河降神事が行われました。この神事は、宮司以下神職巫女が例大祭を奉仕するに当たり、禊祓い(みそぎはらい)をして精進潔斎を行う神事です。本来であれば神職は、この神事を奉仕して夕刻より宮摺の海岸において、ハチマキ・褌をしめて海につかり禊を行います。私も数十年、経験しておりますが秋の海水もとても冷たく、常に気合を入れて行っております。そしていよいよ、くんちを迎えることとなります。更に宮司以下神職巫女は、6日から8日までは参籠(さんろう・神社の斎館に寝泊まりします)して、種々の祭典を奉仕いたします。
当神社の神池には、もともとご自宅でお祀りしていた祠(ほこら)を始め、火の神・水の神の石碑がお祀りされています。これは家屋解体等によりお祀りできなくなった石碑等をお預かりして永代お祀りするようにしています。先祖から継承してきた神々ですから寂しいような気がしますが、しっかりとお守りして参ります。諸般の事情により祠や石碑等をお祀りできなくなりお困りの方には社務所までご相談ください。
次回は、10月7日(水曜) 大祭寿詞(たいさいよごと)をお届けします。