再度、ブログ始めます。

 こどもの日祭

こどもの日の長坂
親子だけの長坂のぼり大会

5月5日(火曜) 晴れ この5月は神域のくすの木の新緑が映えわたり、一年で一番清々しい神域を見ることができます。本来であればこの日は、恒例の長坂のぼり大会が開催され、元気な子供たちと応援のご家族連れで賑わいを見せますが、コロナの影響であえなく中止。本当に残念です。長坂のこいのぼりもどことなく、元気がないように見えるのは私だけでしょうか?

さて、午前10時こどもの日祭を行い、子どもたちの健康と幸せをお祈りしました。この日は「端午の節句」と言われ、奈良時代から続く武家階級の伝統的な行事として始まりました。端午というのは、もとは月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味で、午(ご)と五(ご)の音が同じなのと、五と五を重なる「重五」(ちょうご)の解釈から5月5日になったといわれます。また、菖蒲の節句とも呼ばれますがこれは、よもぎや菖蒲といった薬草をつみ、家々に飾り邪気を払ったことからきています。そして、「菖蒲」の読みから「尚武」とつながり、男子の武運を願ったといわれています。江戸時代になると庶民にも普及し、子供が元気に育つようにと願い、鯉のぼりを家々に掲げるようになりました。

来年のこどもの日は、「人が溢れ笑顔が溢れる」一日となりますように。次回は5月15日湯立祭をお届けします。神主М