住吉大祭・四條流包丁儀式(しじょうりゅうほうちょうぎしき)

四條流包丁儀式
お参りする参列者
さばかれた真鯛を神前に
四條流包丁式長崎県支部の皆さま

6月29日(月曜)  曇り 午前10時 住吉大祭併せて四條流包丁儀式が神社役員の皆様のご参列のもと行われました。住吉大神は、諏訪神社の相殿神(あいどのしん)としておまつりされ、海上守護の神さまとして広く崇敬を集めています。今日のお祭りは、水産県長崎の海の安全と大漁満足の祈願をし、また包丁儀式において、料理に携わる方々の技量の向上と幸せを祈りました。この包丁儀式は、昭和60年天皇陛下の御在位60年を奉祝して、四條流包丁式長崎県支部の皆様により奉納され、それ以降毎年行われています。

四條流の歴史は古く、平安時代の光孝天皇(こうこうてんのう)の御代、四條山蔭中納言命(しじょうやまかげちゅうなごんのみこと)が割烹料理の決まり事を解き明かし、宮中において鮮魚に手を触れず、包丁と箸で料理したことに由来します。

今回はホテル華翠苑常務取締役 清水善吾様の御奉仕にて鮮魚がさばかれ、神前にお供えされました。四條流包丁式長崎県支部の皆様、ご奉仕誠にありがとうございました。

次回は、明日6月30日 夏越の大祓をお届けします。神主М