特別崇敬者清祓 (湯立神事)

参進する池田宮司以下神職
祭場をお祓いする神職
宮司の祝詞奏上
巫女による湯立舞
太刀でのお祓い
釜の熱湯を手で払う神職
湯鉾(ゆぼこ)による祓い
湯笹(ゆささ)での祓い
湯笹で釜の熱湯を掻き出す神職
参列者の玉串奉奠

10月8日(金曜) 晴れ 午後2時 神社中庭において、神社役員・特別崇敬者・湯立講社員約140名のご参列を賜り行われました。大勢様につきコロナ感染防止策として、神社拝殿ではなく、あえて中庭において行ったわけです。このお祭りは、崇敬者の皆様の無病息災と開運招福を願うもので、祓いの要素を多く取り入れ、諏訪神事の荒行の一つです。参列者は先ず、大麻(おおぬさ)・塩湯(えんとう)・米・切麻(きりぬさ)によって清められ、次に巫女の湯立舞・湯鉾(ゆぼこ)・湯笹と次から次へと祓いを受けて澄み切った心身に立ち返る神事です。

本年は世界中がコロナ禍に襲われ、日常の生活が不自由なものとなりました。中でも行動の自由を奪われたことが最大のストレスとなり、経済もどん底に落ちてしまいました。しかし、止まない雨はありません。明けない夜もありません。コロナ禍の一日も早い終息と、来年の長崎くんちを氏子皆が笑顔で迎え、厳かにそして麗しく行えますように皆で祈りましょう。

次回は、10月17日(土曜) 神宮祭をお届けします。神主М