歳旦祭(さいたんさい)

宮司の祝詞奏上・紋服にて参列の神社役員と年当番町
年当番幹事町の玉串奉奠

新年明けましておめでとうございます。

令和3年1月1日(金曜)曇り 午前9時 歳旦祭を神社役員・年当番町の総代さんに紋服にてご参列を賜り行われ、新年をお祝いし皇室・国家の安泰と諸産業の発展、更に氏子の一年間の平安をお祈りいたしました。

今年は「辛丑年」(かのとうしどし)丑年の特徴は、「粘り強さと誠実」です。丑は古くから酪農や農業で人々を助けた動物であり、つらい農作業も最後までこつこつと手伝ってくれます。そのことから粘り強さや誠実が特徴とされるようになりました。昨年からコロナ禍に見舞われ、生活様式が一変致しました。今年は丑年にあやかり、粘り強くコロナと向き合い、様々なマナーや要請を誠実に守り、一日も早く「あたりまえの日常」が戻るよう頑張りましょう。そして、長崎くんちを始め全国のお祭り、更にオリンピック・パラリンピック・全国の催事がいつもと同じように開催されるように力と英知を結集させましょう。

次回は、明日1月2日(土曜)氏子安泰祈願祭をお届けします。神主М

大祓式・除夜祭(おおはらえしき・じょやさい)

大祓式終了後の宮司挨拶
除夜祭詞奏上
責任役員の玉串奉奠

12月31日(木曜)曇り時々小雪 午後4時 拝殿横において大祓式そして、拝殿にて除夜祭が氏子の皆様のご参列をいただき行われました。大祓は、7月からの半年間知らず知らずに犯した罪穢れを人形に託して祓い清め、清々しい心身で新年に備える神事です。除夜祭は、年間最後のお祭りで諏訪の神々の神恩に感謝し、良き新年を迎えられるようお祈りいたしました。

さて本年は、コロナに始まりコロナに終わる一年でした。ウイルス感染症がここまで、社会全体や全人類に悪影響を与えることになるとは想像もできませんでした。4月から5月には緊急事態宣言が発令、私たちは行動が制限され、物流も止まり世界全体が悪夢に襲われ、腹立たしさをどこにぶつけたらよいのか戸惑う日々が続きました。更にこのコロナ禍は、一旦落ち着きを見せたものの、11月からは第三波に襲われ感染者を出し続けています。当神社では、4月から毎朝のお祭りにおいて「コロナ禍鎮静祈願」を行っており、一日も早い終息をお祈りしています。来年令和3年辛丑年は、コロナ禍鎮静の年、飛躍の年になりますよう願っております。

次回は、令和3年1月1日(金曜)歳旦祭(さいたんさい)をお届けします。神主М