鎮火祭・鎮火神事

鎮火祭で祓いを受ける参列者
鎮火神事のお供え物
木札に点火する池田宮司
鎮火神事
第六分団代表の玉串奉奠

1月5日(火曜)曇り 午前10時 儀式殿において鎮火祭、引く続き斎庭において鎮火神事を長崎市消防局・長崎市中央消防署・長崎市消防団第6分団・桜町地区連合自治会の関係者12名のご参列を賜り、この一年の防火と消防活動の安全を祈願いたしました。

このお祭りの始まりは、安政4年(1857)9月20日、古い注連縄・神具等を焼却中に強風にあおられた火の粉が斎庭の注連縄に降りかかり、その火が瞬く間に拝殿・本殿へと燃え移り大火となりました。当時居合わせた宮司以下神職、氏子等が消火に当たりましたが火の手を止められず、社殿及び社務所等は全焼しました。しかし、火の手が本殿に届く前に宮司以下神職は、諏訪・森崎・住吉の御神璽(御神体)を西山神社に遷御(せんぎょ・お運び)され、神さま方をお守りいたしました。この安政の大火後、鎮火祭として社殿防火と氏子中の火災防止を願い今に続いています。

次回は、1月7日(木曜)昭和天皇祭遙拝式・七草粥をお届けします。神主М