成人の日祭

成人の日祭の祝詞を奏す神職

1月10日(日曜)曇り 午前8時 本年はコロナ禍により元服式を行わず、成人の日祭として、新成人の向後の活躍と幸せをお祈りしました。当神社の元服式は、昭和63年から始められ、新成人を迎えた成年男子に対し、元服式(加冠・命名・受盃の儀)を行います。

元服とは、奈良時代以降に武家の成人を示すものとして行われた儀式で、主に冠・烏帽子を与え向後の武運を願うものでした。また、成人の日は昭和23年に1月15日を祝日として制定され、大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ますことを趣旨とされています。1月15日はもともと小正月に元服式を行っていたことに由来します。

次回は、2月2日(火曜)節分祭・火焼神事(ほやきしんじ)をお届けします。