春季湯立大祭

斎庭前に設えられた祭場
巫女の湯立舞
湯笹でのお祓い
宮司以下神職の拝礼
参列者の玉串拝礼

4月15日(木曜) 晴れ 午前10時 コロナ感染予防策として、境内斎庭前を祭場として、講社員100名のご参列のもと行われ、講社員の無病息災と開運招福を祈願いたしました。湯立講社の会員数は、現在250名を超え、有難い限りですが、昨年からコロナ禍の影響を受け、湯立祭への参拝制限や各種行事の中止など、ご迷惑をお掛け致しますが、もう一時の辛抱だと思いますのでお許しいただきたいと存じます。

さて今回の豆知識は、湯立神事では、多くの祓いを行い心身の罪穢れを祓い落とし、無病息災と開運招福を祈願します。その祓いの神具について解説いたします。先ず、大麻(おおぬさ)は、二尺ほどの串に八垂れの紙垂(しで)を取り付けたものです。次に塩湯(えんとう)は、三寸ほどの丸い器に海水(塩水)を入れたもので、榊の小枝を使い祓いを行います。また、他にも切麻(きりぬさ)といって、細かく切った奉書と麻緒を混ぜたものも祓いの神具として使われます。

左から切麻・塩湯・大麻

次回は、4月17日 東照宮春季大祭をお届けします。神主М