春季東照宮祭

玉園山に鎮まります東照宮
儀式殿に設えられた祭場
祓いを受ける池田宮司

4月17日(土曜) 雨のち晴れ 午前10時 雨天につき儀式殿において行われ、徳川家康公を始め歴代将軍の御霊を慰め、長崎の繁栄と市民の幸せをお祈りしました。この日は、家康公の命日に当たります。家康公は、元和2年(1616) 4月17日に逝去され、75年の生涯でした。家康公は、晩年の遺言で、「臨終候はば御躰をば久能へ納、御葬禮をば増上寺にて申付、御位牌をば三川之大樹寺に立、一周忌も過候て以後、日光山に小き堂をたて、勧請し候へ」と記しました。家臣たちは、この遺言に従い、葬儀は5月17日に増上寺で行われ、浄土宗の戒名がつけられました。亡骸は駿府の久能山(現 久能山東照宮)に葬られ、一周忌を経て御霊を日光の東照宮に勧請いたしました。これ以後東照宮は全国各地に祀られ、約130社を数えます。

次回は、4月29日 昭和祭をお届けします。神主М